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スピーカーキャビネット【その2】 [アンプ・周辺機材]

で、最近ではすっかり市民権を得た感のある12インチ一発入りのキャビネットですが、僕自身いくつ試したかわかりません。試奏だけして購入に至らなかった物も入れたらかなりの数ですね。なんでそんなにたくさん試すことになったかと言うと、要するに気に入らなかったからですね(笑)

スピーカーキャビネットって、ユニットの性能から計算すると自ずとエンクロージャーの大きさが割り出されるので、大体どこのメーカーも似たり寄ったりのサイズになります。バスレフポートの大きさも計算で割り出されますが、これはどの周波数帯を持ち上げるかで大きさや長さが変わってきます。更に厚さも含めた材の違い、カーペットかトーレックスか等の仕上げの違い、そして何よりユニット自体の音の違い。

これだけのパラメーターがあれば、見た目はそんなに変わらなくても音は全く違う、と言うのも無理はありません。

で、その違いを少しでもわかりやすくするために数値化するわけですが、これがまたキャビネットを選ぶ時の悩みの種になります。キャビ自体のサイズとか許容入力とかは数値化されていた方がわかりやすいと言えますが、例えば音圧が97dBとか書いてあってもどの周波数帯でも同じ音圧で鳴るわけではありません。再生周波数50Hz~20kHzとか書いてあっても一番鳴る周波数帯と鳴らない周波数帯で10dB位平気で違ったりします。10dBも違ったらもはや聞こえないレベルです(笑)

そしてベースキャビで全くカタログで触れられていないのがバスレフポートの性能(;^ω^)
どの周波数帯を持ち上げるようにしてあるか書いてくれたら、少しは音色を想像する助けになるのに。

最近の一般的な市販品はバスレフポートの共振周波数が60Hz~70Hz位に設定されていることが多いような気がしますが(もちろん全製品を試したわけじゃないので、多分、です)これって恐らくユニットの音圧が落ち始める周波数帯を持ち上げて、結果的にすべての周波数帯で同じくらいの音圧が得られるようにしてるのだと思います。当然と言えば当然の設計思想ですよね。音圧が落ち始めるちょっと下を持ち上げたら、結果的に平坦なカーブに近くなるでしょうから。そうすれば再生周波数50Hzからとか言える訳です。

でもここで問題になるのは音色です。音圧は音色と関係ありませんから、バスレフポートから出てるボワンボワンでしまりの全くない音でも、とりあえず一定以上の音圧で出てれば数値上は低音までフラットに鳴る優秀なスピーカーキャビネットが出来上がります。実際に鳴らすとローのエッジが全くなくて音楽的には邪魔な音でも、です。

一方、ユニット自体から出てる低音はポートの反射音に対して直接音なので、しまりのない音にはなりにくいはずです。

結局しまった低音を出そうと思うと口径を大きくするか、小口径のユニットを数多く搭載するかしかないようですね。

話が振り出しに戻りました…


【続く】




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